虫歯は早期発見と予防が大切!歯科検診を習慣にしよう
虫歯は早期発見・早期治療が大切です
歯の健康を保つためには、虫歯を早期に発見し、適切な治療を行うことが重要です。虫歯は初期段階では痛みや症状がほとんどなく、進行してから痛みや歯の欠損などで気がつきます。
症状が出てからでは治療に時間もかかり、患者様の負担も増えてしまいます。虫歯を早期発見することで、歯への治療ダメージを抑え、歯の寿命を維持したり、喪失を防いだりできます。
虫歯は痛みが出てからでは遅いです
永久歯のエナメル質は硬く、C1(初期虫歯)の段階では急激に虫歯が進むことはありません。しかし、C2では、エナメル質の下にある象牙質という柔らかい組織に進行するため、進行速度は加速し、甘いものや冷たいものがしみるようになります。
C3まで進行すると、虫歯が神経にまで侵食するため、なにもしなくても痛みが出るようになります。治療をしても神経がなくなる確率が高まります。最終段階のC4に到達すると、歯根しか残っておらず、抜歯しなくてはならないケースが多いです。また、神経が死んでしまうので痛みが一時的に感じなくなることがありますが、治ったわけではありません。
歯は全身の健康に繋がります
虫歯の初期段階では歯のエナメル質に表面的なダメージが見られますが、まだ歯の神経や深部組織にまで進行していないため、比較的軽度の治療で済みます。その場合、レジン(歯にフィットするプラスチックの材料)を用いた詰め物や、歯の表面に直接塗布するフッ素処置などの保護的な治療で1度の来院で済むことも多いです
虫歯の早期発見は定期検診が重要です
定期検診では、レントゲンや口腔内写真撮影などの検査も行われ、歯の内部や隠れた部分の虫歯を見つけることができます。歯科医師が実際の目で歯の表面や歯間の確認を行い、虫歯の初期症状やリスクを発見することが可能です。また、歯周基本検査検査などの検査も行うので、ただ虫歯を発見するだけでなく、歯周病などの他の口腔の問題も早期に発見することができます。
歯は全身の健康に繋がります
歯の健康は全身の健康にも密接に関わっています。口腔内の状態が悪化すると、心臓病や糖尿病、妊娠合併症などのリスクが高まることが示唆されています。つまり、口腔内の健康状態は体全体の健康に大きな影響を与えるのです。口腔内環境を安定させることで、虫歯の早期発見や初期治療、予防に努めるだけでなく、口腔内の健康はもちろん全身の健康も保つことができます。
当院は患者様の健康をサポートします
当院は患者様の口腔健康をサポートするパートナーであり、定期検診を通じて健康な笑顔を維持するためのアドバイスやケアを提供します。痛くなってから、何か異常が起きてから通院するのではなく、日頃からのセルフケアを習慣にしましょう。定期的なメンテナンスを受け、患者様ご自身で積極的な取り組みを行うことが自分の歯と健康を守ることにつながります。