前歯のすき間と噛み合わせを治す治療を行いました

今回は、60代の女性の患者様のお話です。 

「上下の前歯でしっかり噛めない」「すき間ができて気になる」というお悩みでご来院されました

診察してみると、強い歯ぎしりの影響で前歯のかみ合わせる部分がすり減り、平らになっていました。そのため、前歯同士がきちんと噛み合わず、すき間ができてしまっていました。

このままでは、見た目だけでなく、歯やあごにも大きな負担がかかってしまいます。
そこで今回は、患者様のご負担をできるだけ少なくするために、フェイススキャンと口腔内スキャナーを活用しました。
従来の「型取り」が苦手な方でも、短時間で楽にデータを取ることができます。
さらに、治療前に患者様ご自身と一緒に治療後の仕上がりイメージを確認できるので、安心して治療に進んでいただけます。

撮影したデータをもとに、治療後の完成イメージ（デジタルワックスアップ）を合成し、患者様に事前に「治療後の歯並びのバランス」もご覧いただけます。
今回は、上と下の前歯あわせて6本にラミネートべニアを装着しました。 

この方法は歯を大きく削ることなく、表面をセラミックで修復するため、自然な見た目としっかりした噛み合わせを取り戻せます。

前歯のすき間がなくなり、噛み合わせもきちんと整いました。
噛み合わせをしっかりと作り直したことで、お口の中が長く安定し、あごの関節にも負担がかかりにくくなります。
さらに、見た目も自然で若々しい印象になり、患者様にも大変ご満足いただけました。

「歯ぎしり」「すき間」「歯がすり減ってしまった」といったお悩みも、最新のデジタル技術で、治療前に完成イメージを見ながら負担を抑えて治療が可能です。 

ぜひお気軽にご相談ください。