048-471-8020歯を残すマイクロエンドとは？精密な根管治療を解説
歯をなるべく削らない虫歯治療
マイクロエンド
虫歯が神経に達してしまった場合、多くのケースで「根管治療（こんかんちりょう）」が必要となります。従来の根管治療では肉眼による処置が中心でしたが、近年ではマイクロスコープ（歯科用顕微鏡）を用いたマイクロエンドという治療でより精密な治療を行えるようになりました。
当院でも、歯をなるべく削らない虫歯治療マイクロエンドに対応しています。この記事では、マイクロエンドの特徴などについてわかりやすく解説します。
保険と自費の根管治療の違い
根管治療の成功率には、診療体制や使用機材の違いが大きく影響しています。例えば、アメリカでは自由診療が基本となっており、精密機器を駆使した治療が標準です。そのため、初回の根管治療成功率は90％前後と非常に高い数値が報告されています。
一方、日本では保険診療の範囲内で治療が行われることが多く、治療や使用する材料に制限があることから、再治療になると成功率は50％以下に下がると言われています。
マイクロエンドとは
マイクロエンドとは、マイクロスコープを使用した精密な根管治療です。肉眼では見えない根管を拡大して処置できるため、感染の見落としや削りすぎを防ぎます。ファミリー歯科医院では、専門設備を活用し、再発リスクを抑えた精密根管治療行なっています。
最大約20倍の拡大視野で、肉眼では見えない根管内部の複雑な構造や感染源を確認できます。これにより、感染部分の取り残しを防ぐことができます。
CTを使用することで、歯の根の形や本数、感染の広がりなどを立体的に把握できます。レントゲンでは見落とされやすい根尖病変なども、精密に診断することが可能です。
治療部位にゴム製のシートを装着することで、唾液や細菌が根管内に侵入するのを防ぎます。これにより治療中の感染リスクを下げ、無菌的な環境での処置が可能になります。
保険診療ではガッタパーチャという封鎖するだけの素材を使いますが、MTAセメントは封鎖性・抗菌性・組織の修復促進に優れており、再発リスクを大きく抑えられるのが特徴です。
根管を清掃・拡大をする器具で、従来のステンレス製器具よりも柔軟性が高く、複雑に湾曲した根管にも適応できる器具です。根管の形を保ちながら、効率的に感染物質を除去できます。
マイクロエンドは
このような方におすすめです
保険の根管治療では限界があるケースもありますが、マイクロエンドなら精密な処置によって、より高い成功率と再発予防が期待できます。そのため、次のようなお悩みがある方に選ばれている治療法です。
歯を守る治療マイクロエンド
マイクロエンドは、歯を残すための新しい選択肢です。再治療を繰り返す前に、一度の精密な処置で根管内をしっかり治療できれば、将来的な抜歯を回避できる可能性があります。
志木でなるべく歯を削らない虫歯治療や根管治療をご希望の方は、ぜひファミリー歯科医院までお気軽にご相談ください。大切な歯を守るための治療方法を、わかりやすく丁寧にご案内いたします。
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